【オスグットシュラッター病の対応②】

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プロサッカーチームであるガンバ大阪U-23チームの監督に、元日本代表の

宮本恒靖氏が就任されるといいた記事が報道されましたね!

 

個人的にこれからの、チーム体制に等々すごく興味があり楽しみです!

 

【オスグットシュラッター病の対応②】

 

正しい身体の使い方

 

今回の記事では、オスグットシュラッター病と診断された選手に

対しての、正しい身体の使い方を、多方面より解説していきます!

 

その前に、オスグットシュラッター病の病態等を、把握していなければ、話が繋がりにくいので、前回の記事を

参考にしてください。

  こちらです。

   ↓↓↓

 

 

tumh-step.hatenablog.com

 

一概に正しい身体の使い方を

ひとまとめにするのは難しいですが、

今回この記事でいう正しい身体の使い方とは、

 

大腿四頭筋、または膝蓋骨の下方に位置する膝蓋靱帯への過度なストレス

 

をいかに軽減させる動作を身につけることに焦点を当てて、解説していきます。

 

学校の授業などで、バイオメカニクスや動作分析を学んだ、あるいは学ぶ学生が多いと思われますが、その知識をスポーツ現場や選手への指導時に生かすことができるように、色々リンクさせて理解していきましょう!

 

【正しい身体の使い方を指導するためにチェック項目】

オスグットシュラッター病ver.

 

                         =contents=

         ①骨盤の傾き

    ②トリプルエクステンション・フレクション

    ③→①②を踏まえた上での、フォーム指導

 

 その前に、大腿四頭筋の拮抗筋(反対面に位置する)ハムストリングスともリンクさせて解説しますので、その復習をしましょう!

   簡単にイラストで説明しましょう!

        ↓↓↓

  後面から見た大腿部

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  側面から見た大腿部

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①骨盤の傾き

 

 ここでいう骨盤の傾きとは、身体を矢状面(側面)で見た時の、骨盤がどのくらい前傾しているか、または後傾しているかをチェックします。

    ↓↓↓

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骨盤の後傾角度が強いと、ハムストリングスの筋力が発揮されにくい状況となり、その分、大腿四頭筋は過度な筋力発揮を行います。

 

②トリプルエクステンション・フレクションとは?

 

エクステンションとは伸展動作を

フレクションは屈曲動作を意味します!

 

股関節・膝関節・足関節の3つのそれぞれの関節がスムーズに動くことをを重要視します!

 

どうやって?

 

簡単にスクワット動作を矢状面(側面)から見ていきましょう!

 

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3つの関節のうち1つでも関節の動きが悪いと、下肢の

関節にとても影響してきます。

 

 

競技特性に応じた動作フォーム指導を!

 

ここでバイオメカニクスがより生きてきますね!

 

いかに過度な力を使わずに、また余分なストレスをかけることなく、パフォーマンスを発揮することができるのかが、トレーナーの力の見せ所です!!

 

 

スポーツ現場でトレーナーとして活躍していると、何回かは監督やコーチとの意見交換の場で激しく意見を交わし合うことも出てくるかと思います。

 

練習メニューであったり、フォーム指導の際であったり。

フォーム改善の提案は何回もすべき部分ですが、頻繁に介入しすぎると、監督などと衝突する恐れがあるので、

あくまで提案という形でまず、始めていきましょう!!