スポーツトレーナーとして捻挫をどう診る?

 

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プロサッカー選手である、三浦和良選手がプロリーグ内において最年長で契約が更新されたニュースがありましね!

また、三浦選手個人の自主トレについての報道も最近では取り上げられていました。

やはりプロ選手というのは、また自分自身の身体と真正面に向き合っていますね!

心から尊敬します!!

どうも、チーフトレーナーのよっちゃんです!

 

スポーツ現場へ出向くと頻繁に遭遇することになる足関節の捻挫について、スポーツトレーナーの立場から詳しく、解説していきましょう!!

 

【トレーナーに必要なアスリートの足関節捻挫に対する知識】

スポーツ選手やアスリートに多いスポーツ障害のひとつ、足関節捻挫。

 

学生の内では、足関節捻挫=テーピング!!?

 

といった連想が思い浮かぶのではないでしょうか?

 

もちろん、テーピング処置をとても大事になってきます。

ですが、ただ巻くだけでいいですか?

どこの靭帯がどの程度、損傷していて、どの動作で痛むのか等々。。。。。。。

細かく評価するんですが、、、そもそもの靭帯の役割は?

 

たくさん情報を集めないといけないですが、なぜこの情報が必要なのか?

 

各項目ごとに解説していきましょう!

 

まずは、捻挫とは?

定義など色々ありますが、ここではあえて難しそうな説明は省かせてもらいます。

(本来はすべきですが。。(笑))

 

簡単に ”脱臼する手前の状態が捻挫” です。

(はしょりすぎでしょうか?(笑))

 

そもそも靭帯の機能について知っていますか?

意外と知らない靭帯の役割とは、

 

大まかに2つ!

 ①正常な関節の運動の誘導

②関節角度の把握

 (大まかすぎです!(笑))

まずはここから!

 

これを知った上で、スポーツ外傷である足関節捻挫の受傷シーンを動画で学びましょう!


足関節内反捻挫(テニス)

 

ケガをする瞬間を見るのが苦手な方

が多いでしょうが、トレーナーはこの現場において受傷シーンを目に焼き付けておかなければなりません。。

 

捻挫して、その後の靭帯の機能はどうなるでしょう?

 

①正常な関節の運動の誘導とは

 →膝関節の伸展動作を例にしてみましょう!内側側副靭帯・外側側副靭帯が存在していると、矢状面方向へのスムーズな運動が行えます。しかし、どちらかが切れてしまう(断裂する)と、グラングランの状態で伸展運動が行われます。

 

②関節角度の把握とは

 →靭帯には、関節がどの方向にどの程度運動しているか、屈曲・伸展あるいは外旋など、どの程度ねじれているかを感知するセンサーが備わっています。

 しかし、靭帯が損傷してしまうと感知センサーが鈍くなり、アスリートの身体の反応が事態が鈍くなります。例えば、バランス感覚等々。。。。

 

 

  

靭帯の機能や特性を理解した上でないと、アスレチックリハビリテーション等にはたどり着きません!

そこで、スポーツトレーナーとして捻挫したアスリートを診ていくために必要な

靭帯の機能をしっかり、理解しておきましょう!

 

捻挫を詳しく診るための、準備知識でした!

 

トップクラスのスポーツトレーナーとして活躍するために!!